ちょっと変わった彼氏との同棲生活

変な彼氏を隣で見守るちゃんまいのブログ

部屋の模様がえ

変さんと同棲するまえ

毎週末変さんは私の家に泊まりにきていました。

 

そんな同棲する前から変さんは

「ダイニングテーブルがほしい!」

とずっと言っていました。

 

我が家は1LDKで、

大きいリビングと6畳の寝室という

間取りです。

 

リビングにはもらいものの

ニトリのローテーブルがあり、

冬はこたつとして使えるので

それを置いていました。

 

しかしやはりもらいものなので

少し汚れていましたし、色も微妙…

形も正方形で見た目はとてもいいとは

言えないものでした。

 

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毎日そのローテーブルで

じゅうたんに座ってごはんを

食べていたのですが、

変さんは椅子に座ってごはんが

食べたいようでした。

 

ですが私はその生活でとくに不便は

感じていませんでしたし、

なにせ私ひとりの家だったので

必要ない!と買っていませんでした。

 

そして同棲がはじまり、

やっぱり「ダイニングテーブル!」と

変さんが言うので

じゃあ模様がえをしてみよう!

いい感じの場所ができたら

ダイニングテーブルを買いに行こう!

となりました。

 

私ももうこの家に住んで2年以上たっているので

そろそろ配置に飽きていましたし、

さすがにもうこのローテーブルは

替えたいな…と思いはじめていたので

ちょうどよかったです。

 

ふたりで試行錯誤しながら

リビングの家具をひたすら動かします。

 

テレビはここにしか置けないから…

ソファーはこっちにしよう

じゃあじゅうたんがここ…??

 

いろいろ試した結果…

 

「「これだーーー!!!」」

 

ふたりともとても納得のいく配置が

完成しました!

 

我が家には変さんの服用の

おしゃれチックなラックがあります。

 

そのラックがほぼ真ん中にくることになり、

なんだかおしゃれな感じになりました。

 

ソファーは壁際になり、

くつろぎやすくなりました。

 

さらに私たちが気に入ったのは、

壁際のはじっこのじゅうたんスペースです。

 

このスペースには

テレビとクッション以外なにもなく、

しかも壁やラックのおかげで

少し囲われているので

寝転がるとなんともいえない

安心感がありとても落ち着きます。

 

そして真ん中にちょうどダイニングテーブルを

置けるくらいのスペースができたので

サイズを測って

さっそく家具屋さんに見にいきました。

 

ですがなかなか「これ!」というものが

見つかりません。

 

2人用の小さいダイニングテーブル自体

数が少なめで、まずサイズが合うものが

見つかりませんでした。

 

ニトリIKEAも行きましたが

結局なにも収穫はなし…

 

そうして1週間がすぎた頃

変さんがネットでいい感じの

ダイニングテーブルを見つけました!

 

値段もお手頃で、

実物を見ないのは少し不安がありましたが

思いきって注文しました。

 

そしてついに家に届きました!

 

すぐにあけてふたりで組み立てますが…

 

まじで難しい…!!!!

 

レビューにも「組み立てが難しかった」と

書いていた人が何人もいたので

覚悟はしていましたが、本当に難しかったです。

 

ふたりで汗だくになりながら

なんとか組み立てました。

 

私のいすだけなぜか何回やってもまっすぐできずに

少しぐらぐらしてしまいました…悔しい!

 

でも完成したダイニングテーブルを置いてみると

とってもおしゃれ!

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濃い茶色の木の天板に黒の脚で

サイズもぴったり思い描いていた通りでした。

 

この日からさっそく

ダイニングテーブルでごはんを食べました。

 

料理が上手にできたときは

このテーブルにのせて写真を撮れば

おしゃれ料理っぽくなります。

 

そして変さんはクーラーの季節でも

椅子に座って編集作業ができるようになりました。

(今まで机と椅子はクーラーのない部屋にしか

ありませんでした。)

 

そんな感じで

思っていた以上に生活が快適になり

模様がえからダイニングテーブル探し、

そして組み立てとかなり大変でしたが

がんばってよかった!と心から思います。

 

今は小さいローテーブルを注文していて、

それが届いたら私たちのお気に入りの

じゅうたんスペースに置くつもりです。

 

きっと最高のくつろぎスペースになるな…と

もう今からふたりでとても楽しみにしています。

 

また届いて落ち着いたら

感想など投稿できたらなと思います!

ライブフォト依頼

私たちはふたりとも

大学で軽音部に入っていました。

 

その軽音部で現在活動している

遠藤美月」ちゃんという後輩が

個人でも弾き語りで活動しており、

その子から、ライブフォトを撮ってほしい!

と依頼があったのでふたりでいってきました。

 

変さんが4年生のときその子は1年生で

私とは代がかぶっていないのですが、

軽音部のライブをOGとして見にいったときに

何度か話をしたことがありました。

 

私はバンドのライブは何度か経験があっても

弾き語りのライブを見るのははじめてだったので

とても楽しみでした。

 

しかもその子は、

歌で人を惹きつける才能があり

心が揺さぶられるようなまっすぐな歌を

歌う子なので、どんな風に成長しているんだろう…

とわくわくしながら向かいました。

 

会場は津島GRANT'Sさんでした。

 

当日は4人のシンガーソングライターさんが

出演していました。

 

全員が個人で活動されている方です。

 

トップバッターが遠藤美月ちゃんでした。

 

観客は10人ほど。

そのうち軽音部の知り合いは4人。

そして私たち。

 

ソーシャルディスタンスのため

かなり間隔を広めにとっており、

私はいちばん後ろに座りました。

 

いちばん後ろに座っているはずなのに

後輩ちゃんがステージに上がり音を奏でた瞬間

まるで私の目の前で歌われているような

感覚になりました。

 

優しい声なのにとても力強くてまっすぐで、

本当に私の目の前で胸ぐらつかまれているような

一瞬も無視できない、

させてもらえない演奏でした。

 

技術面でも、ギターも歌も

段違いにうまくなっていました。

 

はたちの子に圧倒されました。

 

そして後輩ちゃんの出番が終わり、

あと3人のライブを見ましたが、

終始圧倒されっぱなしでした。

 

これが中身のある本物のアーティストか!

と感じました。

 

私は今まで、音楽でも絵でもなんでも

「アーティスト」をめざす人たちに対して

 

「なんで険しい道ってわかってるのに

めざすんだろう?」とか

「あんなに自分さらけだすの

恥ずかしくないのかな?」

と疑問に思っていました。

 

まあきっとよほどそれが好きなんだろうな…

と思っていたのですが、この日はじめて

そうではなかったんだ!とわかりました。

 

あの人たちは、

自分を出さずにはいられないんですね。

 

ずっとずっと絶え間なく心に何かが

入ってきてしまっていて、

それを出していかないと生きていけない。

 

それを「感受性」とよんでいいのかわからないけど

たとえば咲いている花を見たときに

多くの人は通り過ぎるのに、

あの人たちは通り過ぎられない。

 

その花の美しさとか醜さとか脆さとか

そういうのが全部心の中に入ってきて

すぐにいっぱいになってしまう。

 

そのいっぱいになった心をどうにかするには

歌、楽器、絵、写真みたいなアートを通して

自己表現して大勢にアウトプットしていかないと

きっとやっていけないんだろうなあ、と。

 

そんな感性と才能の両方を

持ち合わせた人が本物のアーティストで、

アーティストはアーティストになるしか

なかったんだなあと思いました。

 

どちらかしか持ってない人は

かなりかわいそうだけれど…

 

でもアーティストを職にできる人は

ほんのひと握りしかいなくて。

だからアーティストは

世の中に対して生きづらさを感じてる

人が多いのかなあとも思いました。

 

この日、ものすごい勢いで

「自分を見て!」と殴りかかってくるような

演奏をする4人を見ていて

そんなことを感じました。

 

変さんはライブ終了後

スタッフさんのところへ行き、

「ご指導お願いします」と

ライブカメラマンについて

きっちり教えてもらっていました。

 

変さんは生き生きとした顔で

「すごい勉強になった!」と

うれしそうにしていました。

 

そしてしっかりあとの3人の

シンガーソングライターさんとも繋がり、

自分を売りこんでいました。

 

この日ステージに立っていた4人

そして写真で自分を表現したい!と

いつも言っている変さんは

根っからのアーティスト型人間で、

私はまったくタイプのちがう人間です。

 

自分をさらけだす生き方は

かっこいいな、と思いました。

 

私は感性も才能も持ち合わせていないので

アーティストにはなれませんが、

本物のアーティストに出会ったときに

心が揺さぶられる人間のままで

あり続けたいなと思いました。

 

若きアーティスト「遠藤美月

ぜひみなさんも一度見てみてください!

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宵の明治村

お盆休みの終わりがけに、

今年初花火を見てきました!

 

今年はコロナの影響で

お祭りがことごとく中止になっており

花火が見たい私たちはかなりショックでした。

 

「もう今年は花火みれないか…」

 

そう諦めかけていたのですが!

 

なんと明治村で毎日10分ほど花火があがり、

さらに縁日もあるということがわかりました!

 

さっそく行ってみることに。

 

夜に明治村だけ行くのもなんだかもったいないので

昼すぎから城下町に行くことにしました。

 

実はこの城下町もまた私たちにとっては

懐かしいシリーズ。

 

もう二度とふたりでは行かないかもな、

と思っていた城下町に

約3年ぶりに行きました。

 

変さんは、有名なインスタ映えスポットや

インスタで有名なカフェなどは大嫌いです。

 

そういった場所やそこに集まる人には

中身がないと感じるからなようです。

 

本当にいい物や場所、音楽、食べ物は常に

自分で見極めるものと考えていて、

中身をとても重要視しています。

 

なので、変さんはインスタ女子たちを

ターゲットにした城下町があまり

好きではありませんでした。

 

ですが、今の私たちにはカメラがあります!

 

どんな場所でも、

カメラがあることで私たちの

おでかけは楽しくなるのです。

 

城下町や神社を歩き、写真を撮りました。

動画もいくつか撮っていました。

 

金魚すくいをしようとしたけれど、

人が多くてやめました。

 

そのあと城下町のメインストリートから

一本はずれたところにある

ゆったりした雰囲気のカフェに行きました。

 

そのカフェの名前は「珈琲ボタン」

珈琲ボタン ホームページ

 

チーズケーキがとても濃厚で

幸せな気分になる味でした。

 

さらに店内に猫が放し飼いにされている

めずらしいお店で、

変さんがかわいい猫ちゃんたちの写真を

たくさん撮って店員さんに喜ばれていました。

 

そして夕方になり、

明治村にいってみることに。

 

宵の明治村期間は、

浴衣でいくと入場料が500円になるため、

浴衣の人たちがたくさんいました。

 

入ってすぐに不思議な若者4人組に出会いました。

カップル1組に、その彼女さんの

後輩の女の子たちがふたり…

 

…なぜそんな組み合わせ…??

 

かなり気になりましたが、

「すみませーん、写真とってくださーい」

と言われたので、撮ってあげました。

 

それからなぜか行く先々で

必ずその4人組に会いました。

 

「あ、また会いましたね」

「あれ!また会った!」

 

それから計4回「また会いましたね」を

繰り返しました。

 

私たちはラムネを飲みながら

ポートレート撮影をして園内をまわりました。

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もともと明治村ではポートレートの撮影を

している人がかなり多く、

カメラをもった人やモデルさんが

そこら中に歩いているのを見かけました。

 

花火の時間が近づいてきたので、場所を移動し

花火を見る場所をきめることにしました。

 

ある小さい橋の上に

とてもきれいに見えそうな場所がありました。

 

ただ、もう他の人たちが場所をとっていて、

かろうじてあいていたいい感じの場所は

2人分のスペースにしては少し狭く、

迷っていました。

 

すると隣の人たちが

「私たち詰めるのでどうぞ!」

と場所をあけてくれました。

 

「ありがとうございます!」

と隣の人たちを見ると…

 

なんとまたもやさっきの4人組だったのです!

 

ここまでくると運命を感じました!笑

 

そして6人で仲良く花火をみました。

 

変さんは初めての花火撮影で

しかも時間はたったの10分。

なにやらバタバタしながら

なんとか写真を撮っていました。

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花火を見ている人はかなり多く、

夏祭りが中止になって花火を求めてる人は

こんなにいるんだな、と感じました。

 

花火は一瞬でしたがとてもきれいで、

今年も見れてよかったー!

ととてもうれしかったです。

 

いい夏の思い出になりました。

同棲生活の家事分担②

前回の続きになります。

 

前編→同棲生活の家事分担① - ちょっと変わった彼氏との同棲生活

 

後編では、

なぜ私たちの料理担当は固定になったのか

について話していきます。

 

今まで料理は半々で担当し、

料理をしていないほうが皿洗いをしていたのですが

最近私が料理、変さんが皿洗いが

固定になりました。

 

話が少し変わりますが、私は実家にいるとき

母が「味はさておき簡単にぱっと作れる」を

重点に料理をしていました。

 

変さんの家庭はというと

「少し高くて手間がかかってもおいしいもの」を

重点に料理を作ってもらっていたようです。

 

1回目の同棲当初は

そこの価値観のちがいに苦労しました。

 

私は、おいしいものは外で食べるもの

変さんは、家でも外でもおいしいものを食べたい

という考えのちがいです。

 

私は、

たしかに家でもおいしいものが食べれるなら

その方がいいかも!とは思いましたが、

どうやったら家でおいしいものが作れるか

まったく想像がつきません。

 

変さんは私の作った料理に対して

もっと味が濃い方がいいだの

もっとみりんを多めにした方がいいだの

文句ばっかり言ってくるのです。

 

当時の私はそれがとても嫌で

イライラして変さんに怒ってばかりいました。

 

しかし変さんは謝ることも反省することも

一切ありません。

 

さらに変さんが料理をすると

たしかにおいしいものができるのです。

 

私はイライラとストレスばかり

たまっていきました。

 

「せっかく作ったのにどうして文句言うんだろう」

「嘘でもおいしいって言ってくれたらいいのに!」

 

当時の私はこう思っていました。

 

ですが今ならそうは思いません。

あの頃はまだまだイベント気分だったな、

と思います。

 

なぜなら料理は

 

日常的な「家事」であり

ずっと続いていくものだから

 

です。

 

とにかく、「ずっと続いていく」ことを

重点に考えるんです。

どちらかが我慢していてはいけないのです。

 

このまま私が

あまりおいしくない料理を作り続けたとします。

 

変さんは「おいしいものが食べたい…」と

我慢しながら過ごしていくでしょう。

 

私が変さんに「おいしい」という言葉を

強要したとします。

 

変さんはおいしいと思わないのにこれからずっと

「おいしい」と無理に言い続けます。

 

私は「この人は本当においしいと

思ってくれているんだろうか…」と

疑い続けることになり、

本当に変さんが心から「おいしい」と

言ったとしても信じることはできないでしょう。

 

じゃあもう料理担当は変さんに

固定すればいいんじゃないの…??

 

そうすると、変さんは代わりのいない役割を

ずっと担うことになります。

 

担当を固定したとしても

「きついな」と思った日には

安心して「今日は代わって」と

頼れる存在はやはり必要です。

 

そして、私の気持ち面も

「料理したら文句言われるし…」と

何も解決していないまま、

変さんが料理するのを

横目で見続けることになります。

 

とにかく「ずっと続くこと」なのです!

(何回でも言います!笑)

 

この問題を解決するには、

 

・変さんの舌をだれかと移植して味覚をかえる

・バカ舌彼氏にのりかえる

・私の料理の腕をあげる

 

私はこれ以外選択肢を思いつけません!

 

その結果私は

「おいしいものを作ってやる!」

そう考えるようにしました。

 

とはいっても手間のかかるようなことは

一切していません。

 

相手のために努力してしまうと

また今度は「私はあなたのために

こんなにがんばったのに!」となってしまいます。

 

私は手間をかけず、ぱっとおいしい料理を

作ることにしたのです。

 

今までにない食材の組み合わせに挑戦したり

きちんと調べたり分量をはかったり

するようになりました。

 

あと、肉にきちんと火を通して

生肉をださないようにする、とか…笑

(こんなことしといて「文句言うな」って

怒ってた私恥ずかしい…反省…)

 

そう考えはじめたら、

今まであんなにムカついていた

変さんの文句もなんだかぜんぶ

アドバイスかのように聞こえてきて

素直に受けとめるようになりました。

 

むしろ私の方から「今日のごはんどう!?」

と変さんに前のめりに聞くようになりました。

 

その結果、

私は以前よりおいしいものを

作れるようになっていきました。

 

そうすると、変さんが「おいしい!」と

言ってくれることが増えました。

 

強要した「おいしい」ではないため、

本気でそう思ってるんだとわかります。

 

そしてほめられたことで

やる気につながりました。

 

こうして私がどんどん料理を作るようになり、

すっかり私が料理担当になりました。

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もちろん今でも微妙な料理を

作ることがありますが、

以前のようにイライラすることは

もう全くありません。

 

ふたりで

「あーもうちょっとしょうゆ入れた方が

よかったかー」

「そうだねーちょっと薄くなっちゃったねー」

なんてやりとりをしたりしています。

 

というわけで、

同棲生活はどちらもが無理せず

ずっと続けられることが

本当に大事だと思います。

 

ただ、もちろん今回私が書いたのは

100%私の考えで、私と変さんの場合です。

 

カップルの数だけタイプがあると思うので

これがすべてではありません。

 

私のやり方を参考にしたら崩壊した!

なんてこともあるかもしれません。笑

 

結局は、周りにとらわれすぎず

自分たちに合った生活を

していくのが1番だと思います。

 

私たちの家事分担

長くなりましたが、以上です!

 

同棲生活の家事分担①

同棲していていちばん

相手の嫌なところが見えたり

トラブルの種になったりすることは

やはり「家事」ではないでしょうか。

 

同棲は、一人暮らしの彼氏の家に

遊びにいくのとはわけがちがいます。

 

たったひとつの家が

どちらにとってもの唯一の「家」なのです。

 

なので同棲の家事は、ふたりが

 

ずっと続けられること

 

がとても重要になってくると私は思います。

 

一人暮らしの彼氏の家に遊びにいって

気合いいれて料理をふるまい、

彼氏に「おいしい!最高!」と言われて

幸せ気分でじゃあばいばい✩

 

なんてことは同棲生活では通用しません。

なぜならそんなことを毎日毎日

続けるのは無理だからです。

 

なので同棲前の料理や掃除は

非日常の「イベント」

 

同棲後の料理や掃除は

日常的な「家事」

 

これらは区別して考えないといけないなと

私は日々の同棲生活で感じるようになりました。

 

今の私たちの家事状況は大体50:50です。

 

とくに話し合いをしたり

約束をつくったり等はしていません。

(そもそも変さんとは話し合いができません。笑)

 

分担が決まっているわけではない分

ちょっと説明しづらいですが

大体こんな感じです。

 

料理→私(朝食は各自)

皿洗い→変さん

買い物→私が多い(帰宅時間がはやいため)

洗濯→私が寝ている間に変さんが回し、

           どちらかが干す

洗濯物畳み→共有のものはどちらかが畳む

                      自分のものは自分で畳む

片づけ→自分のものは自分で

掃除→気づいた方が気づいたときに

 

これで大体半々になっています。

 

こんな感じで、何も決めていないけれど

自然とざっくり分担していることもあれば

気づいた方がやっていることもあります。

その結果が半々になっています。

 

私たちはふたりとも、

「やってあげよう」とか「相手が楽になれば」

などと相手のために家事をしているのではなく、

自分の生活のために必要なことを

自主的にやっているだけです。

 

相手のためにと思ってする家事は

続かないと私は思います。

 

はじめはよくても、きっとそのうち

「自分はこれだけやってあげてる」

「こんなに相手のことを考えてるのに」

という思いがでてくるでしょう。

 

さらに、相手のことを意識してしまうことで

自分の家にいるのに自分のことを

後回しにしてしまうことになるかもしれません。

 

たとえば、私は家で

だらだらしていることが多いですが

変さんは写真の編集など、家でも

何か作業していることが多いです。

 

ここで私が、

「変さんは忙しいから私が全部やらなきゃ…!」

と思ってしまえば、

きっと後々トラブルになり長くは続きません。

 

家でも忙しいからといって

家事をしない(させない)理由はないです。

だって生きるためにあたりまえのことですから。

 

きっとそれは変さんもわかっているので

「ひまなら全部やってよ!」とはなりません。

 

こんな感じで、ほとんどの家事が担当なく

半々でやっている状況ですが、

ひとつだけ担当が固定しているものがあります。

 

それが料理です!

 

これはいろんな経緯をたどって

今の形になっています。

 

私たちの料理がなぜ私固定になったのか、

それもこの記事に書きたかったのですが

熱が入りすぎて記事が長くなりすぎてしまったので

前編と後編に分けることにします。

 

また次回後編で、料理について

書いていきたいと思います。

 

というわけで、この記事では

私たちの家事分担について紹介し、

 

そして

「家事はずっと続くこと!」

ということを強く強く訴えました。

 

後編へつづく→同棲生活の家事分担② - ちょっと変わった彼氏との同棲生活

カメラマンを目指す変さんと私

以前の記事

カメラと変さん - ちょっと変わった彼氏との同棲生活

で、変さんが本気で

カメラマンを目指しだした話をしました。

 

今回は、そのことに対しての

今の私の気持ちや考えを書いていきます。

 

まず私の考えはというと、正直、不安はあります。

 

今の変さんの職業は、このまま続けていけば

安定して収入は得られますし、

転勤や解雇もほぼありません。

 

ですが、早ければ来年にはその職を手放して

収入が入るかどうかもわからない

カメラマンになるというのです。

私が安定した職についているとはいえ、

私ひとりで生活を支えなければならない

日がやってくるかもしれない。

 

チャレンジするなら今のうち…?

もう25歳…でもまだ25歳…?

 

「ついていけないな」

そう思ったらすぐに別れる必要があります。

 

ですが私が今いちばんに思っていることは

 

「おもしろそうだな」

 

です。

 

むしろこのままふたりとも安定した職で

ひたすら安定した人生を送りつづけていたら

ある程度の「幸せ」は感じられても

「刺激」は感じられない。

 

(一般的な話ではなく主語は「私」です。)

 

毎日毎日同じような日々を

ひたすらに淡々とこなしていく

だけになるかもしれません。

 

未来がある程度見えているのは安心。

でもこの先どうなるのかわからない

ジェットコースターみたいな人生が送れるなら

その方が魅力的だと思ってしまいます。

 

もちろん変さんがなんの努力も才能もない

夢見がちな頭お花畑ヒモニートクズ野郎

だったら話は別です。

まあその場合だと最悪な未来がもう見えてますが。

 

私は転勤も解雇もない安定の職業についています。

このまま定年まで同じような環境で

ずっと同じように働いていくのでしょう。

 

こういう立場にいるからこそ、

一緒にいる人まで安定していたらつまらない!

と思ってしまいます。

 

だったら私も何か挑戦して

刺激的な世界に飛びこんでみたら…?

とも思わなくはありません。

 

ですが今の私の職業は

なりたくて勝ち取った魅力いっぱいの職です。

 

この職を目指した時点でかなりの挑戦でした。

なりたいものがたまたま安定職だっただけです。

 

なので今のところ私は

この職を手放す気はありません。

 

そのため私は、今の職を続けながら

挑戦する変さんの隣にいることで

「やりたいこと」と「刺激」を

両立させているのです。

 

仕事の日と休みの日は

服装もメイクも髪型もすべてがらっと変えます。

 

2種類の私がいて、どちらも私です。

 

ほぼすっぴんで動きやすさ重視の格好をしながら

仕事に全力で取り組むのも私

 

ばっちりメイクにちゃんとした服を着て

出かけたり撮影されたり

今の仕事とはまったくちがう世界で

変さんと刺激的な日々を過ごすのも私

 

こんな風にいいとこどりをしています。

 

このままカメラマンを目指す変さんの隣で

いっしょに一喜一憂しながら

刺激的な日々を送っていきたいです。

 

ただ、時の流れによって私の考え方も

変わっていくだろうとは思います。

 

安定を求めなければやっていけない日も

来るのかもしれません。

 

ですが逆にいえば

今だからチャレンジできるし

今だから「おもしろそう!」と思える、

だからこそ今の気持ちを大事にしたいなと

思いました。

 

さらに、私たちは一人ではできないことも

お互いの存在が可能性を広げています。

 

これは、依存し合っているとか

この人がいないとダメ!とかではありません。

 

一心同体になるのではなく、

あくまで一人と一人で。

それぞれが自分の人生を送っていて、でも

いつも隣にいて冷静に相手のことを見ている。

 

だから私たちは、

相手に足りないものを見つけて、必要なときに

指摘したり支えたりできるんだと思います。

 

だから「彼氏」と「彼女」ではなくて

「人間」と「人間」として

いつも対等な関係でいられます。

 

なので私は、私の人生を送りながら

刺激的な変さんの隣にいたいなと思っています。

 

つまりは、

カメラマンを目指す変さんに対して私は

「全力で応援したい」とか

「私の分もがんばってほしい」とかではなく

 

「隣にいて楽しみたい」

 

という気持ちでいます。

 

まだまだ未熟なふたりですが

今後ともよろしくお願いします!

ひまわり畑

ひまわり畑が満開と聞いたので

カメラを担いで見に行ってきました!

 

ちょうど3年前にも同じ場所に

一緒に来たことがあったので

ひまわり畑に近づくにつれて

だんだん記憶がよみがえってきて

なつかしい気持ちになりました。

 

無事お花畑に着いて

満開のひまわりが見えたのですが…

あれ?なんかぜんぶ下向き…?笑

 

落ち込んでる??どした?話聞こうか?

って感じのひまわりたちで笑ってしまいました。

 

この状態からどうやってきれいな写真を撮ろうか…

ふたりで頭を悩ませました。

 

さらにさらに別の問題も!

この日は全国的に災害級の暑さだったのです…

 

日陰はまったくなく

立っているだけで次々と汗が

太ももをつたっていくのがわかりました。

 

暑さで頭がまわらず

いい撮り方は一向に思いつかず…

ためしに撮ってみても

暑さと疲労でカメラマンもモデルも

顔がぼろぼろに…

 

「もっと楽しそうな顔して!」

と言われたので

「そのセリフそのままお前に返すわ!」

と言ってやりました。

 

やっぱりカメラマンが楽しそうじゃないと

撮られている方も全然楽しそうにできないんだと

身をもって感じた日でした。

 

いったん日陰でかき氷を食べて休憩。

 

もう疲れたので「帰る?」と聞きましたが

「なんの収穫もなしに帰りたくない。

もっかいチャレンジさせて。」

ということでいざ再びひまわり畑へ!

 

体力も回復しさらに

夕方になり暑さが少し和らいでいました。

 

さっきは思いつかなかった構図や

撮り方がどんどん浮かび

変さんの顔が生き生きしてくると

撮られている私もだんだんと

生き生きした表情を取り戻してきました。

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(やっぱり顔死んでますね。笑)

 

そして無事ひまわり畑の撮影を終えました。

 

近くに3年前に一度ふたりできた

海の見えるカフェがあることを思い出し

いってみましたが、大行列で諦めて帰りました。

 

家に帰りシャワーを浴びて少し休憩してから、

今度は工場夜景を見に行くため

ふたたび出発!

 

この工場夜景も3年半ほど前に

ふたりで見たことがあるものです。

 

距離やフェンスの関係で

写真はうまく撮れませんでしたが、

きらきらした工場をしっかり目に焼きつけて

帰りました。

 

この日の変さんは

何を撮ってもうまくいかない日で

負のオーラ満載でした。

 

ただ、この日楽しかったことは

「昔行った場所にもう一度行ったこと」

でした。

 

その場所に近づくにつれて、当時

どんな風景だったか、なにを話したか、

どんな気持ちだったのか…

ふたりで思い出を拾っているみたいに

少しずつ少しずつ思い出していきました。

 

「あのとき砂利の駐車場とめなかった?」

「この先にたしか公園があったよね?」

「あのときもカフェ混んでたよね」

「あ、この道とおったことある!」

 

でも蘇ってきたふたりの記憶を合わせても

当時のことはやっぱり曖昧で、

ほとんどが思い出せないままでした。

 

「なんだっけ?」

「そんなこと、あった?」

「あれ?別の場所とまちがえた?」

 

私は10代の頃、

楽しいことや幸せなことがあったとき

「今の記憶を冷凍保存して

ぜんぶぜんぶ覚えておきたい!忘れたくない!」

ととても強く願っていました。

 

でも今は

 

思い出せないほどの思い出がある幸せ

 

を感じることが

できるようになりました。

 

そして、思い出せないほどのたくさんの思い出を

「共有している存在」がいることは

とても素敵なことだと思えました。

 

「なんだっけ。思い出せないね。」

 

こんなやりとりをしている瞬間に

そんなほっこりした幸せを感じました。