ちょっと変わった彼氏との同棲生活

変な彼氏を隣で見守るちゃんまいのブログ

ひまわり畑

ひまわり畑が満開と聞いたので

カメラを担いで見に行ってきました!

 

ちょうど3年前にも同じ場所に

一緒に来たことがあったので

ひまわり畑に近づくにつれて

だんだん記憶がよみがえってきて

なつかしい気持ちになりました。

 

無事お花畑に着いて

満開のひまわりが見えたのですが…

あれ?なんかぜんぶ下向き…?笑

 

落ち込んでる??どした?話聞こうか?

って感じのひまわりたちで笑ってしまいました。

 

この状態からどうやってきれいな写真を撮ろうか…

ふたりで頭を悩ませました。

 

さらにさらに別の問題も!

この日は全国的に災害級の暑さだったのです…

 

日陰はまったくなく

立っているだけで次々と汗が

太ももをつたっていくのがわかりました。

 

暑さで頭がまわらず

いい撮り方は一向に思いつかず…

ためしに撮ってみても

暑さと疲労でカメラマンもモデルも

顔がぼろぼろに…

 

「もっと楽しそうな顔して!」

と言われたので

「そのセリフそのままお前に返すわ!」

と言ってやりました。

 

やっぱりカメラマンが楽しそうじゃないと

撮られている方も全然楽しそうにできないんだと

身をもって感じた日でした。

 

いったん日陰でかき氷を食べて休憩。

 

もう疲れたので「帰る?」と聞きましたが

「なんの収穫もなしに帰りたくない。

もっかいチャレンジさせて。」

ということでいざ再びひまわり畑へ!

 

体力も回復しさらに

夕方になり暑さが少し和らいでいました。

 

さっきは思いつかなかった構図や

撮り方がどんどん浮かび

変さんの顔が生き生きしてくると

撮られている私もだんだんと

生き生きした表情を取り戻してきました。

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(やっぱり顔死んでますね。笑)

 

そして無事ひまわり畑の撮影を終えました。

 

近くに3年前に一度ふたりできた

海の見えるカフェがあることを思い出し

いってみましたが、大行列で諦めて帰りました。

 

家に帰りシャワーを浴びて少し休憩してから、

今度は工場夜景を見に行くため

ふたたび出発!

 

この工場夜景も3年半ほど前に

ふたりで見たことがあるものです。

 

距離やフェンスの関係で

写真はうまく撮れませんでしたが、

きらきらした工場をしっかり目に焼きつけて

帰りました。

 

この日の変さんは

何を撮ってもうまくいかない日で

負のオーラ満載でした。

 

ただ、この日楽しかったことは

「昔行った場所にもう一度行ったこと」

でした。

 

その場所に近づくにつれて、当時

どんな風景だったか、なにを話したか、

どんな気持ちだったのか…

ふたりで思い出を拾っているみたいに

少しずつ少しずつ思い出していきました。

 

「あのとき砂利の駐車場とめなかった?」

「この先にたしか公園があったよね?」

「あのときもカフェ混んでたよね」

「あ、この道とおったことある!」

 

でも蘇ってきたふたりの記憶を合わせても

当時のことはやっぱり曖昧で、

ほとんどが思い出せないままでした。

 

「なんだっけ?」

「そんなこと、あった?」

「あれ?別の場所とまちがえた?」

 

私は10代の頃、

楽しいことや幸せなことがあったとき

「今の記憶を冷凍保存して

ぜんぶぜんぶ覚えておきたい!忘れたくない!」

ととても強く願っていました。

 

でも今は

 

思い出せないほどの思い出がある幸せ

 

を感じることが

できるようになりました。

 

そして、思い出せないほどのたくさんの思い出を

「共有している存在」がいることは

とても素敵なことだと思えました。

 

「なんだっけ。思い出せないね。」

 

こんなやりとりをしている瞬間に

そんなほっこりした幸せを感じました。