ちょっと変わった彼氏との同棲生活

変な彼氏を隣で見守るちゃんまいのブログ

同棲生活の家事分担②

前回の続きになります。

 

前編→同棲生活の家事分担① - ちょっと変わった彼氏との同棲生活

 

後編では、

なぜ私たちの料理担当は固定になったのか

について話していきます。

 

今まで料理は半々で担当し、

料理をしていないほうが皿洗いをしていたのですが

最近私が料理、変さんが皿洗いが

固定になりました。

 

話が少し変わりますが、私は実家にいるとき

母が「味はさておき簡単にぱっと作れる」を

重点に料理をしていました。

 

変さんの家庭はというと

「少し高くて手間がかかってもおいしいもの」を

重点に料理を作ってもらっていたようです。

 

1回目の同棲当初は

そこの価値観のちがいに苦労しました。

 

私は、おいしいものは外で食べるもの

変さんは、家でも外でもおいしいものを食べたい

という考えのちがいです。

 

私は、

たしかに家でもおいしいものが食べれるなら

その方がいいかも!とは思いましたが、

どうやったら家でおいしいものが作れるか

まったく想像がつきません。

 

変さんは私の作った料理に対して

もっと味が濃い方がいいだの

もっとみりんを多めにした方がいいだの

文句ばっかり言ってくるのです。

 

当時の私はそれがとても嫌で

イライラして変さんに怒ってばかりいました。

 

しかし変さんは謝ることも反省することも

一切ありません。

 

さらに変さんが料理をすると

たしかにおいしいものができるのです。

 

私はイライラとストレスばかり

たまっていきました。

 

「せっかく作ったのにどうして文句言うんだろう」

「嘘でもおいしいって言ってくれたらいいのに!」

 

当時の私はこう思っていました。

 

ですが今ならそうは思いません。

あの頃はまだまだイベント気分だったな、

と思います。

 

なぜなら料理は

 

日常的な「家事」であり

ずっと続いていくものだから

 

です。

 

とにかく、「ずっと続いていく」ことを

重点に考えるんです。

どちらかが我慢していてはいけないのです。

 

このまま私が

あまりおいしくない料理を作り続けたとします。

 

変さんは「おいしいものが食べたい…」と

我慢しながら過ごしていくでしょう。

 

私が変さんに「おいしい」という言葉を

強要したとします。

 

変さんはおいしいと思わないのにこれからずっと

「おいしい」と無理に言い続けます。

 

私は「この人は本当においしいと

思ってくれているんだろうか…」と

疑い続けることになり、

本当に変さんが心から「おいしい」と

言ったとしても信じることはできないでしょう。

 

じゃあもう料理担当は変さんに

固定すればいいんじゃないの…??

 

そうすると、変さんは代わりのいない役割を

ずっと担うことになります。

 

担当を固定したとしても

「きついな」と思った日には

安心して「今日は代わって」と

頼れる存在はやはり必要です。

 

そして、私の気持ち面も

「料理したら文句言われるし…」と

何も解決していないまま、

変さんが料理するのを

横目で見続けることになります。

 

とにかく「ずっと続くこと」なのです!

(何回でも言います!笑)

 

この問題を解決するには、

 

・変さんの舌をだれかと移植して味覚をかえる

・バカ舌彼氏にのりかえる

・私の料理の腕をあげる

 

私はこれ以外選択肢を思いつけません!

 

その結果私は

「おいしいものを作ってやる!」

そう考えるようにしました。

 

とはいっても手間のかかるようなことは

一切していません。

 

相手のために努力してしまうと

また今度は「私はあなたのために

こんなにがんばったのに!」となってしまいます。

 

私は手間をかけず、ぱっとおいしい料理を

作ることにしたのです。

 

今までにない食材の組み合わせに挑戦したり

きちんと調べたり分量をはかったり

するようになりました。

 

あと、肉にきちんと火を通して

生肉をださないようにする、とか…笑

(こんなことしといて「文句言うな」って

怒ってた私恥ずかしい…反省…)

 

そう考えはじめたら、

今まであんなにムカついていた

変さんの文句もなんだかぜんぶ

アドバイスかのように聞こえてきて

素直に受けとめるようになりました。

 

むしろ私の方から「今日のごはんどう!?」

と変さんに前のめりに聞くようになりました。

 

その結果、

私は以前よりおいしいものを

作れるようになっていきました。

 

そうすると、変さんが「おいしい!」と

言ってくれることが増えました。

 

強要した「おいしい」ではないため、

本気でそう思ってるんだとわかります。

 

そしてほめられたことで

やる気につながりました。

 

こうして私がどんどん料理を作るようになり、

すっかり私が料理担当になりました。

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もちろん今でも微妙な料理を

作ることがありますが、

以前のようにイライラすることは

もう全くありません。

 

ふたりで

「あーもうちょっとしょうゆ入れた方が

よかったかー」

「そうだねーちょっと薄くなっちゃったねー」

なんてやりとりをしたりしています。

 

というわけで、

同棲生活はどちらもが無理せず

ずっと続けられることが

本当に大事だと思います。

 

ただ、もちろん今回私が書いたのは

100%私の考えで、私と変さんの場合です。

 

カップルの数だけタイプがあると思うので

これがすべてではありません。

 

私のやり方を参考にしたら崩壊した!

なんてこともあるかもしれません。笑

 

結局は、周りにとらわれすぎず

自分たちに合った生活を

していくのが1番だと思います。

 

私たちの家事分担

長くなりましたが、以上です!