吉良ワイキキビーチ
夏のはじめの頃
カメラをもって海にいきたい!
と思い立ち、ふたりで海にむかいました。
三河の方の海にいったことがなかったので
名前に惹かれてはじめての吉良ワイキキビーチへ。
変さんがカメラの準備をし、
いろいろな機材をもって出発しました。
1時間以上車を走らせ、やっと到着!
海沿いを歩き、ビーチのすぐそばにある
すてきな屋外カフェにいきました。
"cafe goofy"という海の家のような
開放的な雰囲気のおしゃれなカフェで、
そこでお昼ごはんにカレーを食べました。
"cafe goofy"
https://instagram.com/cafe_goofy?igshid=17hgmu8sbnoh9
海の風を感じながらカレーを食べ
コーラを飲み、最高に夏を感じました。
さらにそのときひとりのイケメン外国人
お兄さんが近づいてきて、
このあとここでDJライブやるから
ぜひ見にきてください!と教えてくれました。
私たちはノリノリで、
変さんは野外ライブの写真が撮れる!
ととてもわくわくしていました。
しかしそのカフェで
変さんがとんでもないことを言いだしたのです。
「あ…カメラのバッテリー忘れた…」
…なんだと!?!?!?
あんなにも荷物を確認していたのに
大切なバッテリーの予備を忘れたというのです!
「残り何%なの!?」
と聞くと…
「…17%」
…おわった…。笑
あたりまえですが残り17%のバッテリーが
切れれば私たちは何もできません。
1時間以上かけて
こんな最高なビーチにやってきたのに…
このあとDJライブもあるのに…
残り17%だと!?!?
「あとちょっとしか写真撮れない…
どうしよう…」
絶望する変さんに私は言いました。
「今すぐ買いにいけ!!!」
変さんはこういうときパニックとショックで
「もういい、あきらめる」とか言うくせに
後になって「やっぱり撮りたかった」とか
「買いにいけばよかった」とか
うじうじうじうじするのが目に見えていたのです。
なのであえて私は
「やるだけのことはやろう!」と
言うことにしました。
やるだけやってダメなら
きっぱり諦めがつきます。
変さんははっと目を覚まし
近くの電気屋さんを調べました。
いちばん近くても車で30分のところでした。
とりあえず電話で
バッテリーが売っているかどうか、
売っているのであれば満タンなのかどうか
聞いていました。
長い間やりとりをしていたので
電話にでてくれた店員さんが
いろいろ確認してくれたのでしょう。
ありがたい…。
その結果…
バッテリーはありませんでした。
これ以上手はないので、
もうきっぱりあきらめました。
変さんもやるだけのことはやったので
さっきまでの絶望感はもう消えていました。
むしろ「おれは写真を撮る!!!」と
やたらやる気に満ちあふれていました。
17%しかないので
無駄な写真は撮れません。
撮りたい場所を見つけたら
とりあえず目で画角や構図を決め、
それからカメラの電源を入れる!という
とにかく省エネ重視で写真を撮っていきました。
そのおかげでこの日は
いつもよりも頭を使って考えながら
撮ることができましたし、
設定をすばやくする練習にもなったと思います。
限られたバッテリーの中で写真を撮ったり
海辺であそんだり
なんだかんだでとても楽しい時間を過ごしました。
そしてついにDJライブの時間になりました。
バッテリーはまだ少し残っていました!
私たちはカフェにもどり
ステージがよく見える席に座りました。
そしてDJとラッパーの方たちが
ライブを披露してくれました。
すごく上手な人ばかりで驚きました。
めちゃくちゃかっこよかったです。
変さんは残り3%のカメラをもって
写真を撮りにいき、
何枚かライブ写真を撮ったところで
ついに充電切れになりました。
しかし残り17%だったことを思えば
よくここまでもったな…と感じました。
はじめはどうなることかと思いましたが
海の写真も野外ライブの写真も撮れて
結果的に大満足でした。
でもそれからのおでかけではいつも
「バッテリーある!?」と
確認するようにしています。笑
今日もぎりぎりを生きる変さんでした。